過去問演習について

過去問や答練を使って問題演習をする際、私は2つのことを意識しました。①地力を上げるための演習と②試験対策としての演習

それぞれについてお話します。

地力を上げるための演習

自分の知識の広さや深さなどの実力を伸ばすことです。本試験でAランク問題を見たときに考えることもなく反射で正誤判断できるところまで磨き上げるのが目的です。これは受験期間が長い方が当然有利です。反射で正誤判断することができれば、時間が足りない本試験の午後の部で戦うことができるようになります。通常の学習の際は、地力を上げるための演習を、主に過去問を使用して行っていました。

主に肢別の過去問集を使用することが効率的です。以下が非常に使いやすい教材です。

ケータイ司法書士

うかる!司法書士 必出3300選

でるとこ 司法書士

試験対策としての演習

本試験で分からない問題が出たときに、少ない知識でも戦えるようにするための訓練です。軸足を決めて解答を絞り込んでいくことを心がけます。知らない知識が試験に出てくるのは当然なのですが、その知らない知識で勝負をしていたがために不合格になっている人は多いと思います。逆に一発合格者などの短期合格者は知らない知識で勝負をしない、知識量は少ないが、あやふやでなくしっかりと記憶しているのではないでしょうか。直前期で答練や模試が多くなる時期にはこのような勉強方法が有効でした。

試験形式と同様の五肢形式の問題集を使って演習をします。以下の教材が有名どころですが、ボリュームが相当あるので消化不良を起こさないように注意する必要があります。過去問集の使い方についてはまた後日私の失敗談と共に共有します。

令和7年版 司法書士 合格ゾーン 択一式過去問題集

司法書士 パーフェクト過去問題集(1) 択一式 民法〈総則・債権〉

執筆者
Rukh

Rukhと書いて「ルフ」と読みます。
元バンドマン司法書士。
音楽活動終了後、司法書士となる。
非効率的な勉強方法もたくさんしてきたため、
その経験を伝えるために本ブログを立ち上げました。

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