司法書士の特別研修

通称100時間研修と言われる研修です。

受講する前に、当時勤務していた司法書士合格者の先輩から栄養ドリンクをもらいました。大変だけど頑張ってくださいの意味と理解しました。

私が受講した時期は、ZOOM半分、集合半分という感じでした。また希望していた会場への申込が遅れたので集合の際は他県に通うこととなり、これが地味に大変さを増幅しました。

ZOOM研修はチューターの方を中心として、一つの課題についてディスカッションをしていくという流れです。5人の班が3つありその15人で進んでいきますが、会場によって構成は異なっていると思います。グループは苗字50音順で組まれます。チューターから質問がガンガン飛ばされますので、しっかり予習をしないと結構恥をかきます。

とはいえ、研修が進むにつれて親睦が深まってくると、仲間たちのメッキもいい感じで剝がれてくるのであまり気にする必要はないのかもしれません。ZOOM研修の際、私は予習をしなかったので手元に大量の資料を用意して臨んでおりました。

集合研修では模擬裁判を2回行います。1回目は通常の裁判で判決を求めるもの。2回目は和解を求めるものです。会場のホールでマイクを使ってやり取りをするんですが、結構皆さん役に入り込んでいきまうす。

で、この特別研修を通して一番重要だと個人的に考えていることは、仲間を作ることです。中には補助者経験のある人もいますし、勤務で既に司法書士登録している人もいます。なにより特別研修にくる人は前年以前の合格者もいますので司法書士のネットワークを作るのに最適です。グループラインを作っていつでもコミュニケーションを取ることができるようにしておくことで、困った時の相談先が確保できます。必ずしも有効な回答が得られるとは限りませんが、これは最重要項目に置くべきでしょう。

執筆者
Rukh

Rukhと書いて「ルフ」と読みます。
元バンドマン司法書士。
音楽活動終了後、司法書士となる。
非効率的な勉強方法もたくさんしてきたため、
その経験を伝えるために本ブログを立ち上げました。

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