行政書士の実務2

司法書士兼行政書士事務所で勤務していた時、主に手掛けていたのは建設業許可(都道府県知事許可)の事業年度終了届というものでした。建設業許可を持っている建設会社は、毎年年度末にその年の工事件数や決算書を都道府県に提出する義務があり、その書類作成や必要書類の取得を行います。

県のホームページなどから手続の方法が書かれた「手引き」がダウンロードできますので、それをダウンロードして印刷しました。ちなみにこれは結構なページ数になるので、画面上で気になるところを確認するにとどめるだけで全然問題ないです。昨年の事業年度終了届の写しを預からせてもらうことができれば理解が早いと思います。ただし、決算書については昨年とは当然異なるので、顧問税理士から決算書を送ってもらい、都道府県の様式に転記していくことになり、ここが一番時間がかかるところでしょう。仕分けの部分で不明点などあれば問合せ先も手引きに記載されていますので、それほど難しくはありません。

また、他の行政書士事務所HPでもやり方について結構書かれておりますので参考にするとよいのではないでしょうか。余程ニッチな業務でない限りは提出先の行政庁が手引書を作成しているはずなので、実務講座を受ける必要はないと思います。

なおこれは私自身が実務講座を受けたことがある上での感想です。

執筆者
Rukh

Rukhと書いて「ルフ」と読みます。
元バンドマン司法書士。
音楽活動終了後、司法書士となる。
非効率的な勉強方法もたくさんしてきたため、
その経験を伝えるために本ブログを立ち上げました。

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