行政書士と司法書士との絡み

先日行政書士試験の合格発表がありましたね。ここ数年は12%前後の合格率な気がします。他の資格試験もそうですが、合格率が上がる傾向にあるんですかね。

ところで先日、会社の監査役を退任させたいというご依頼がありました。登記としてはよくある内容なのですが、続けて、「建設業なんだけど、許可に影響しますか?」

・・・わからん。

監査役なので多分影響はしないけれど、迂闊なことは言えないので行政書士の先生に相談しなくちゃならん。

そんな感じで行政書士に相談しなくてはならないことが度々あります。

行政書士では、相続関係業務と許認可業務、入管関係業務のどれかをメインにしている先生が多いと思いますが、相続関係だと司法書士がやってしまう(この分野は行政書士、弁護士、司法書士、税理士のレッドオーシャンですね)ので、相続登記を行政書士の先生から依頼されるくらいの絡みしかありません。

許認可関係でいうと行政書士の実質独占なので、会社設立後の許認可の取得を検討されている場合にお願いすることは多いです。

入管関係はそもそも司法書士に話がくることがありませんが、入ってきたら当然行政書士にお願いすることになります。

営業を前提として業務を選定するのが正しいのかはわかりませんが、許認可を売りにしていく方が他士業への営業は掛けやすいのかなという印象です。

執筆者
Rukh

Rukhと書いて「ルフ」と読みます。
元バンドマン司法書士。
音楽活動終了後、司法書士となる。
非効率的な勉強方法もたくさんしてきたため、
その経験を伝えるために本ブログを立ち上げました。

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