割と多いパターンで、司法書士+行政書士、社労士+行政書士など、ダブルライセンスやトリプルライセンスを活かしている事務所を見かけます。かつて勤務していた事務所も、司法書士をメインに据えつつ、他資格兼業というパターンが多かったです。今、自分はというと司法書士のみの登録に留めています。
理由としては、営業的にその方がやり易いからです。他士業にお仕事をお願いすれば、次に向こうから返ってくることが多く、貿易ができます。そして他士業の専門の方に相談することもできるようになり、人脈も拡がる可能性が高まると考えて私はそのようにしております。また、以前、兼業事務所で勤務していたこともありますが、基本的にはどちらかに業務バランスが寄りますので、主軸としていない業務については調べつつ進めることになってしまったり、効率の面からもあまりいいとは思えません。ただし、そういったデメリットばかりでなく、業際問題に引っかかりにくくなるというメリットもありますので、その点は考慮に入れて必要なら兼業にするのが望ましいと考えております。
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