実務の話

私は事務所勤務を経て開業しておりますので、とりあえず実務をする上で細々とした部分で迷うことはありませんでした。色々な書類の書式とか、法務局や役所でどうすればいいかなど。

しかし、即独される人はここかなり迷うのではないかなという部分についても当ブログで発信していきたいと思います。税金関係の届出などの「開業手続に関する」部分についてはほぼ全員条件は同じなので割愛します。

法務局でなにする?

あくまで私のケースですが、法務局に行くのは以下の用事のためであることが多いです。

①登記簿謄本(登記が完了した後の)取得

②印鑑カード作成

③商業登記の場合の登記申請+印鑑届書提出

④書類に不備があった場合の補正

ちなみにこれらは全てオンラインや郵送で対応が可能ですので、全部オンラインや郵送でやるという方にとっては法務局に行く必要すらないかもしれません。

役所でなにする?

主に相続登記業務のために戸籍、戸籍附票、住民票、住民票除票、評価証明書を取得するために行きます。相続人は全国各所に離れて暮らしていることが多く、職務上請求書を提出することが多いです。関東や関西のような大都市圏であれば電車で即日役所に行って書類を取得することも可能ですが、そうではない地域や交通網が発達していない地域の場合、郵送での取得がメインになります。郵送の場合、郵便局で定額小為替を購入して送ります。

郵送の場合、発送から返送まで結構時間がかかります。近隣の役所であれば直接赴くことを勧めます。また、大阪や横浜などの大都市は「郵送請求センター」のような、市の戸籍事務を一括で取り扱っているセンターがありますが、この場合は発送-返却まで特に時間が掛かるのでご注意ください。


実務に関することについて気になることがありましたらコメント欄に記載いただければわかる範囲でお答えします。

執筆者
Rukh

Rukhと書いて「ルフ」と読みます。
元バンドマン司法書士。
音楽活動終了後、司法書士となる。
非効率的な勉強方法もたくさんしてきたため、
その経験を伝えるために本ブログを立ち上げました。

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