ネタが尽きてきたので気になっている方も多いかと思いますので、行政書士実務について綴っていきたいと思います。
私自身は行政書士登録はしていません。なので、行政書士を名乗ることも実務をすることもできません。
開業前に司法書士・行政書士兼業事務所にて補助者として登録をしておりましたので、行政書士実務を執り行ったことはあります。
地方において行政書士事務所の求人はほとんどなく、たまに出たとしてもかなりの高倍率になってしまうので、なかなか勤務経験を積むことができないというのが実情です。私も行政書士事務所の求人に応募のために履歴書を送付しておりますが、いまだ返答がないまま8年程経過しました涙
その後司法書士試験に合格し、司法書士の個人事務所に就職したところ、たまたま行政書士登録をしている事務所だったため、期せずして行政書士の経験を積むことができました。ですから、行政書士事務所への就職に拘らずに、兼業している他士業の事務所への就職も視野に入れると裾野が広がるのではないかと思いますし、開業前に隣接士業との業務上の繋がりや、人的な繋がりが形成されるのは大きなアドバンテージだと思います。例えば行政書士事務所開業後に、修行元の司法書士・行政書士事務所が何らかの事情(例えば多忙とか)で会社の許認可までできないというときに、その許認可の仕事の振り先としてはあなたの事務所がファーストチョイスになる可能性が高いのではないでしょうか(ケンカ別れでない限り)。
また、私も行政書士の実務を経験する前に、行政書士事務所を開業したとして、業務を遂行することができるのだろうかとうい漠然とした不安がありました。ですが、行政手続きについては、自治体等が「手引き」を作成してHP上で公開しており、それを入手できることが多いため、手引きを読みながら対応可能ですし、手引きに書かれていない不明点は問合せ先の電話番号が書いてありますので、電話して問合せをすることができますので、そこまで不安を感じることはないです。
ただし、例えば建設業を専門にするということであれば、建設業の手引きをしっかり読み込んで、受任から納品までのロードマップは作っておくべきでしょう。柱としたい業務に関しては書籍を購入して知識は常にストックしておきたいですが、いわゆる新人行政書士向けの実務講座を購入する必要はありません。
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