記述式の教材

始めにオークションで購入した資格予備校の教材で記述式の学習を始めつつ、それを補完するため「司法書士 山本浩司のautoma system 不動産登記法 記述式 第11版」を購入してやり込んでいました。

ある程度進めていく中で、記述の過去問集をやってみようと思い書店で購入しました。

それなりに解けるだろうと意気込んでいましたが、問題を読んで愕然としました。問題が長く全くわからない。この時点で、ヤバいものに手を出してしまったと思いました(今更)。

その時に使用していた資格予備校の教材は取っ掛かり易くするために極めて最小限のもので、オートマも問題の本質をつかみやすくするためかなりコンパクトな作りになっているため、いざ本試験の問題をみたときに面食らってしまったというのが正直な感想です。そこで、本試験レベルの問題にも馴染まなければならず、今まで我流でやっていた問題の解き方も限界を感じたので、解法についての書かれた本を求めることにしました。

解法について書かれた書籍が当時は少なかったのですが、私は合格までに以下を参照にしました。

うかる!司法書士記述式答案構成力不動産登記

この市販の書籍を購入したわけではなく、この著者である山村先生が伊藤塾の講師でしたので、私は記述式答案構成力養成の答練を受講しました。その後、合格に至るまで記述式の解法については山村先生の手法をベースとし、以下に記載の書籍でスピードアップの工夫を取り入れていった形です。

超速解司法書士試験記述式 平成28年度版

著者の小玉先生が逝去されたため新版が出版されることはないと思いますが、「速解」という概念を私にもたらした珠玉の一冊になりました。合う・合わないは当然あると思いますが、記述問題を早く解くための工夫にあふれた本でしたので、ここに書かれた方法論をたくさん取り入れました。

司法書士 リアリスティック不動産登記法 記述式

上記も同じ辰巳法律研究所で講師をされている松本先生の著書です。数年後になりますが、伊藤塾の解法講座を受けて、極限まで無駄をそぎ落としたいと考えて参考にこの書籍を購入しました。多くの工夫を取り入れることができました。

それ以外にも、資格予備校LECさんの記述の模試答練など様々な講座を受けました。後年知ることですが、司法書士事務所の補助者は記述で高得点を取ってきます。そのため、補助者経験がない場合は相当な努力をしなければ太刀打ちすることができません。もしお金をかけることができるなら、長期的に考えそうすべきだと思います。

執筆者
Rukh

Rukhと書いて「ルフ」と読みます。
元バンドマン司法書士。
音楽活動終了後、司法書士となる。
非効率的な勉強方法もたくさんしてきたため、
その経験を伝えるために本ブログを立ち上げました。

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