日中働きながらの勉強時間確保だったので、朝型の生活スタイルでした。私は仕事が休みの日の朝起きて頭がフレッシュな時に複雑な記述式の学習をやることが多かったのですが、少なくともインプットをするよりもアウトプットをする方が圧倒的に集中できると思います。
インプットと言う名の、字面を目でなぞるだけのテキスト素読はあまり推奨しませんが、勉強方法は人それぞれですので、そのようにされる場合は寝る時間に近い時間帯が良いと聞きます。朝型なら夜寝る前ですね。
私の合格年度の時間の使い方ですが、朝起きてケータイ司法書士という1問1答の問題集を1冊15分、4分冊あるので1時間かけて仕事に向かいます。電車の中でもケータイ司法書士は読めるので、1冊決めて持っていきます。電車移動の多い仕事だったので、その移動中もケータイ司法書士を読んで移動時間を潰します。電車に乗っている間は全てケータイ司法書士を読んでいた記憶があります。
帰宅後は、オートマプレミアという要点整理のテキストをメインで使用しておりました。これはコンパクトな教材なので、何度も何度も繰り返し回すことができ、読み流すテキストではなく問いかけてくるタイプのテキストであるため、個人的に最も重要な「想起」の訓練ができました。ただテキストを受動的に読むのではなく、キーワードを見たら似たような論点や判例、先例などをいくつか挙げるようにしてみたり、法律要件や構成要件などを口に出して「インプットしながらアウトプット」することで、学習効率が飛躍的に上がりました。
学習当初はどうしても暗記が必要になりますが、少しずつでも「インプットしながらアウトプット」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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